2時間目「Omne initium est difficile」
タイトル邦訳:「全ての始まりは困難である」 | |||
絵コンテ | 岩崎良明 | 演出 | 石倉賢一 |
作画監督 | 昆 富美子 | 脚本 | 大河内一楼 |
キャスト | |||
ネギ・スプリングフィールド | 佐藤利奈 | 明石裕奈 | 木村まどか |
綾瀬夕映 | 桑谷夏子 | 柿崎美砂 | 伊藤 静 |
神楽坂明日菜 | 神田朱未 | 古 菲 | 田中葉月 |
近衛木乃香 | 野中 藍 | 佐々木まき絵 | 堀江由衣 |
龍宮真名 | 佐久間美帆 | 超 鈴音 | 大沢千秋 |
那波千鶴 | 小林美佐 | 鳴滝風香 | こやまきみこ |
鳴滝史伽 | 狩野茉莉 | 葉加瀬聡美 | 門脇 舞 |
Evangeline.A.K.McDowell | 松岡由貴 | 宮崎のどか | 能登麻美子 |
雪広あやか | 皆川純子 | ネカネ・スプリングフィールド | 鈴木真仁 |
アーニャ | 広橋 涼 | 高畑・T・タカミチ | 井上倫宏 |
あらすじ
アスナに魔法がバレてしまったネギは、彼女の記憶を消去しようとするが、誤ってぱんつを消去してしまう。
アスナはネギにその代償として、高畑先生との仲を取り持つよう要求する。
そしてネギは、歓迎会の最中に高畑先生に対して読心術を使用するが、成果は芳しくない。
こんな経緯を経てアスナは、おまじないや魔法に頼るのではなく、自分が勇気を持つことこそが大事なのだと、気付くのであった。
評価
★★★★☆
感想
彼女のスカートはどんなに強い風が吹いてもめくれない。(Moetan2(上)例文より抜粋)
茶々丸のアレ(説明不可)って、内ハネの髪の毛だったんですね。
耳飾りの一部だとてっきり(^^;)
さて、今回の話は一応原作第1話の後ろ半分が基になっているのですが、これでアニメが1話作れるとは思いませんでした。
しかも展開が遅いとは感じられず、しっかりまとまっていたので、非常に評価が高いです。
何より、アスナが告白の練習をするシーンのドキドキ感がしっかりと再現されていたのが、原作から入った一読者としては嬉しいところ。
実は、歓迎会中の設定が微妙におかしくて、それはそれで面白いのですが、そのあたりは各自何度も見直して確認しておくように(笑)
この2話の流れは原作1時間目をほぼなぞっているのですが、ただ膨らませるだけではなく、カットされた場面もあり。
特に、原作で個人的に気に入っていたネギのセリフ「わずかな勇気が本当の魔法だ」(このセリフ自体が受け売りではあるのですが)がきれいさっぱり無くなっていた(というよりも、アスナに持っていかれた(笑))のはショックでしたが、なくても何とかなるものです。
つくづく、アスナが主人公の話でした。
アニメのデザインに早くも慣れたらしいこともあって、今回はかなりの高評価。
ただ、5つ星はオリジナルで面白い話のために、とっておきます。
それだけの期待をかけても、いいのではないでしょうか。
カモ役が田村ゆかり・・・十分考えられるかも(予想)
Aパート
ネギ、自爆
ニュータイプは英国紳士にはわからんだろうなぁ。
というか、アスナがニュータイプを知ってたことの方が驚き。
「まほ・・・」だけだったら、まだ充分フォローできたのに、ネギ。
消えた、・・・ぱんつが
やはり白板は無理か(笑)
わかってましたとも、ええ。
エヴァ、ネギ赴任の喜びを語る
語らないって(^^;)
タカミチとの掛け合いは、後々の設定を反映させており、面白いです。
ただこうなるとタカミチは、この後どうなるかある程度見越した上で、ネギを2−Aの担任にすえたことになるワケで・・・
なかなかの荒療治(?)なのではないかと。
のどか、タカミチとぶつかる
のどかは男性が苦手であるという、原作では意外とカバーされていない設定をここで持ってきました。
これはタカミチの出番が増えた好影響が出てるかも。
今後メインで登場してくる、のどかについての解説もさりげなく行われていて、良い感じです。
ネギ、オコジョになる
か、可愛いっ!(爆)
理由は知りませんが、エンディングといい、このシーンといい、オコジョの描写にはやけに力が入っているような・・・
まあ、人物に比べたら描き込む必要がないというのはあるでしょうけども。
ここは是非、”質感のあるオコジョ”を提供し続けていただきたいところです。
アスナ、吊るし上げる
ネギの胸倉を掴んで軽々と持ち上げるアスナ。
ここはもう少し、「締め上げる感じ」の構図が見たかったです。
あれだとホントに、ただ持ち上げてるだけ・・・
いや、本気じゃないから、あれはあれで良いのか?
ホレ薬、金のなる木・・・
ホレ薬はまあ、普通なのですよ。
問題は金のなる木。
札束で頬を叩かれるタカミチがものすごく楽しそうなんですけど(笑)
ツボに入りました。
ネギ、歓迎される
アスナ、前回のあやかの話を聞いてない風だったけども、買い物の目的は後で確認した模様。
歓迎会の会場は教室ではなく学食。
買い物をしたことは忘れかけてたのに、会場は覚えていた様子。
彼女も面白い娘です。
千雨は無関心とばかりにノートパソコンを開いていますが・・・何やってるんでしょう?
夕映、ホットコーラ
素人にはお勧めできない。
が、まだまだ常識の範囲を逸脱した飲み物ではないと思われるので、彼女には更なる素敵な飲み物を用意していただきたいところ。
「ゆえっちは変な飲み物が好きだよなぁ」という裕奈のセリフから、今後も期待してよさそうです。
頭だけちょこんと出してる鳴滝姉妹が地味にツボです。
ちっちゃすぎw
刹那、このかを見守ってる
一応これで、前回と併せて刹那のこのかに対するスタンスは明らかになったと思います。
・・・とは言っても、初見がアニメの視聴者には何がなんだかわからない可能性が大ですけども。
それでも今のうちから、後でしっかり掘り下げますよと伏線を張ってもらえるのは、見ていて安心できます。
五月、フキダシ
原作ではフキダシがないのが特徴の五月。
これをアニメで生かすために行われたのが、彼女のセリフ(リアクション?)を敢えてフキダシ化すること。
今回が偶然そうだっただけかも。
なかなか面白い試みでしたが、ただでさえ出番が多くない五月、声をあてている井ノ上さんの出番は・・・(笑)
歓迎、かくし芸大会
ネギを歓迎するために、それぞれ生徒が得意の出し物を披露することに。
ただ、ほとんどがセリフなしだったのはやむなしか。
まほらチアリーディングはまき絵のように声が欲しかったんですけども(笑)
なかなか登場しない夏美が王子様(?)、ザジが手品、美空が聖歌(?)を披露し、生徒達の出番はほぼ平等。
この類の気遣いは、今回のアニメ化で気に入っている点の一つです。
さよは今回も1カットだけですが(強引に)出演してますしね(^_^)
彼女、アニメ化に際して、相当気合を入れている模様。
のどか、触られちゃった・・・
ネギせんせーに図書券を進呈・・・しない代わりに、前回助けられた際、ネギに触れられたことに対する心の揺らぎを描写。
男の人に触られたのに怖くなかったのは、ネギが子供だから?それとも・・・
前回がアスナ視点で展開されたことといい、女の子からの視点を重視して話が進んでいくのが、今までのところアニメ独自の特色となっていて、評価に値します。
(内面描写は、カットおよび時間を稼げますしね(ォィ))
Bパート
鳴滝姉妹、右下にスライド
CM後は、ネギがタカミチに読心術をみょみょみょ〜んと使用。
このくだりは忠実かつ無難に演出されているのですが、ネギがアスナからタカミチのところに赴く場面ではそれぞれ、史伽、風香が画面右下からスライドしつつ画面外へ。
妙に凝ってます。
裕奈、オオカミで高機動型
前者が動物占い、後者がガンダム占い。
「高機動型」だけじゃわかりませんって、ズクって言いましょう、ズクって!(ズクじゃないから)
版権モノは、口にするだけでも大変なんですね・・・
裕奈は、今回出番多いです。
部屋一面の、油揚げ
傷心のアスナが部屋に戻って目にしたものは、朝使用した油揚げ。
風呂上り後、律儀にとっておいたようだ。
場面としてはかなりマヌケだけれども、それが却って彼女の凹んだ気持ちを増幅させることになっていて、効果的です。
それはそれとして、臭いとか残りそうですよね(^^;)
※追記・・・この部屋の油揚げ、明らかに65枚以上あったり…
アスナ、不機嫌
学園長はついに名前だけの登場に留まることに。
たしかに流れ上、こうなりますよね。
それに伴って、アスナのネギに対する対応も原作とはかなり違っていますが、不自然にはなっていないと思います。
確かにあやかの部屋は3人埋まっている状態ですが、ルームメイト(千鶴、夏美)も勘案すると、喜んで迎え入れそうです(笑)
ネギ、回想モード
ネカネとアーニャ、来ました。
ネカネはアスナ役の神田さんが2役やるのかな(もっと昔はDROPSつながりで国府田マリ子さんとか考えてた)と思っていたところ、実際は鈴木真仁さん。
アーニャの広橋涼さんにも、意表を突かれました。
好きなアニメの主演声優なもので。
・・・って、ここで声優ネタ話してどうするよ_│ ̄│○
「ネカネさん」のイントネーションが少し気になりましたが、あれが公式ということでいいのかな?
初日から色々良い事も嫌な事もあったものの、日本にやってくる直前のエピソードを回想して、改めてヤル気に燃えるネギ。
思わぬ行動に出ます。
アスナ、早起き
昨日のおまじないは、配達を休んでまで実行していたことが発覚。
まさかそこまでとは・・・
おまじないのために
このかも罪な女です(笑)
四葉のクローバー、65枚
ホレ薬を作るために、徹夜で材料となる四葉のクローバーを探していたネギ。
魔法の素 丸薬七色セット(大人用)よりは全然ホレ薬の材料っぽい。
それはそうと、前回の油揚げも65枚。
この数字に意味は・・・ないでしょうね(^^;)
アスナ、告白の練習
ネギの行動に自分の責任を感じたのか、幾分表情が和らいだアスナ。
昨日の経緯で、おまじないや魔法に頼るよりも自分の力(言葉)で告白するべきなのだと気付き、ネギをタカミチへの告白の練習台に。
髪を下ろしてネギ(練習台)に迫るアスナ。
これが可愛いんですよ。
文句無しで、今回のベストカットです。
絵だけでなく、場面全体に力が入っていたように思います。
落とし方も及第点。
次回予告
アスナ下着姿・・・って、えー!?
テレ東って、大丈夫だったんでしたっけ・・・
(下着は大丈夫なのか。)
と、いうのはあくまで副次的な驚きで、本当に驚いたのは、そのシーンで千雨が呆れるでもなくメガネを曇らせるでもなく、ハトが豆鉄砲を食らったような表情をしていること。
彼女にもあんな表情、できるんですね(笑)
次はホレ薬の話になるかな?
くぎみんのセリフはあるかな・・・