17時間目「その名はエヴァンジェリン」



あらすじ

 ネギの血を求めるエヴァの正体は、ネギの父であるサウザンドマスターに魔力の大半を封じられた強力な闇の魔法使いだった。

彼女はミニステル・マギである茶々丸(ロボ)と協力してネギを追い詰めるが、寸でのところでアスナのキックがエヴァと茶々丸に炸裂。

何とかネギは事なきを得るのだが、ミニステル・マギの必要性と、エヴァに対する恐怖を痛感するのであった。


評価

★★★★★


感想

 冷静に考えて、前回の評価は高すぎると思うので、少し減らします。
でも、今回はいいでしょう、五つ星。
バトルシーンがあって、テンションが高いのが特に良く、また、それぞれのキャラの秘密が明らかになりだして、話が動き出したのが感じられるという点も、ポイントです。

 今回は、前後編の後編ということで、先週の時点で、いくつかの予想が立てられました。
まず、エヴァの「奴の息子・・・」というセリフから、ネギの親とエヴァが少なからぬ因縁があるということがわかります。
それに加えて今までの素振りから、エヴァは14歳ではないということも、予想が立ちます。
さらに、魔法の発動に薬品を使っていたことから、真っ当な魔法使いではないということも、予想されました。

 これだけ伏線を張られれば、割と今回の展開の予想は付いたのですが、大きく外れた予想といえば、茶々丸の登場の仕方でした。
個人的には、エヴァの暴走を止める役として、ハカセかチャオが連れてくるのかな、と考えていたのです。
実際は、エヴァのミニステル・マギとして登場したわけですが・・・
なるほど、前々回からパートナーであるミニステル・マギの話題が続いているという話が、納得いくというものです。
ちなみに、今回の私の評価が高いのは、ぎりぎりのところまで予想があっていたからというのもあります。
現金なものです(笑)。

 今回のエピソードを通してはっきりしたことは、ネギが探しているサウザンド・マスターとは、自分の父親であるということ、つまり、ネギは父親探しをしていたのだ、ということです。
そして、ネギは今後、ことあるごとにエヴァに狙われ続けるでしょう。
なかなか楽しいことになりそうです。

 芸が細かいなと思ったのは、ネギがエヴァを一度武装解除して追い詰めようとしたときに、エヴァがかぶっていたマントがコウモリになって四散したところです。
ネギの魔法による粋な演出なのか、エヴァがコウモリを身にまとっていたのかは謎ですが、気付いたときには感心しました。

 今回のネギは、未だに子供でありながら、強力な魔法使いであるということがはっきりと描かれています。
堂々とエヴァと渡り合う姿と、戦いが終わったあとに、素直にアスナに泣きつく姿が対照的なのが、強く印象に残ります。
また、別の意味で強く印象に残ったのは、血を吸われてるネギが微妙に気持ちよさそうだったことです。
キモチいいのかな(笑)?

 まあそれはいいとして、茶々丸が現れる前と後では、バトルの雰囲気がずいぶん変わりました。
アスナのキックで吹っ飛ばされた後のエヴァの顔は、どのコマもすごく笑えるので、ぜひチェックしてみてください。

 ミニステル・マギとは、魔法使いの剣、そして、盾となって主人を守護するのが仕事ということになりますが、アスナはその条件にかなり合致しているようです。
今の恋愛感情がない状態で仮にアスナがネギのミニステル・マギになれば、本来のマギステル・マギとミニステル・マギの関係にぴったりと当てはまると思うんですがね。

 これからの話の展開は、恋愛に関することと、パートナーに関することを別の面として、注視していくべきだと思います。
来週は休載で、その次の週は巻頭カラーです。
再来週も楽しみですね。

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