2時間目「ドッキリ図書室危機一髪!?」



あらすじ

あすなとこのかの部屋に住まわせてもらう事になったネギは、今日もあすなに恥ずかしい思いをさせてしまい申し訳ないと思っていたので、あすなのために擬似的なホレ薬を作ることにする。
朝から高畑先生の夢を見てホレ薬のことが気になっていたあすなは、ねぎがホレ薬を持ってきたことで一瞬頼りそうになるが、所詮ネギの魔法で作ったうそくさい代物だし、自分の力で何とかしたいという思いもあり飲むのを断る。
しかし、しつこいネギにキれて、逆にホレ薬をネギに飲ませてしまう。

前日、ネギに危ないところを助けてもらった宮崎のどかは、髪型を変えてみたものの、恥ずかしくてネギを正視することができない。
そんな時、ホレ薬の効果が表れて女子達に追われているネギを見つけ、のどかは図書室にかくまうが、そののどかもホレ薬の魔力にかかってしまう。
魔力の影響で積極的になったのどかはついにネギの事を捕まえてネギにキスをしようと迫るが、結局すんでのところでネギはあすなに救われたのでした。



評価

★★★★★(五つ星)



詳察

最初のコマの、あすなの夢のシーンで、ぽけーっとしながらホレ薬入りのバケツを持って立っているネギの姿が非常に笑えます。
茶碗に「ホレ」って・・・露骨すぎです(笑)。

あすなのベッドに寝てるネギ。
なんてしたたかなやつなんだ・・・(笑)。
と、そうではなくて、姉といっつもそうやって一緒に寝てたのか。
羨ましいやつめ。

このコマで、あすなの下のベッドにこのかが寝ているのを見て、初めて納得しました。
あすなとこのかがルームメイトで、このかはネギが一緒の部屋になるということを知っていたけど、あすなはそれを知らなかったから、学園長はわざわざあすなに、一緒の部屋になる事を頼んだのだということを。
この話を読むまで、ネギはあすなと二人だけで暮らすのかと思ってました。
気付くのが遅すぎだ>自分。

登校シーンでは、このかはローラーブレードで、ネギとあすなはダッシュしているということは、ネギもあすな並に体力、脚力があるってことですね。
人は見かけによらないものです。

登校して、自分の靴箱に届かないところを、いいんちょーさんこと、雪広あやかに助けてもらう。
そして、連日の黒板消しトラップも、あやかに助けてもらうネギ。
ネギ、ちょっとは気付けよ、黒板消し(笑)。

この日の日直は、宮崎のどか。
本屋さんの事である。
日直は、号令をかける仕事があるらしい。

2日目にしてはじめて、まともに英語の授業ができるネギ。
テキストの76ページ。
私も訳せません・・・(汗)。
訳を当てられるのを避けようと、必至に顔をそむけるあすなや2―Aの生徒たち。
私の長年の経験からしなくても、逆効果です(笑)。
特にあすなのそむけかたは凄まじい。
当てられるのも当然です。
後ろで当てられずにほっとため息をついている鳴滝史伽が微笑ましいです。
76ページの英文に対するあすなの訳は名訳です。
一度ごらんあれ(笑)。
それにしても、保健体育が得意って・・・かなりベタですね。
そんでもって、最後にネギのくしゃみで制服を脱がされるあすな。
哀れでなりません。
ネギのくしゃみって、前だけじゃなくて全方位に風が行くんですね。
変なところで高性能です。

あすなにひどい事をしてしまった、と落ち込むネギのもとに、宮崎のどか、早乙女ハルナ、綾瀬夕映の三人が訪れる。
ちょっとだけ目を出したのどかはかわいいです。
髪形を変えたのどかにすぐ気付くネギ。
そういうのにすぐ気付くネギは偉いです。
男って、そういうのになかなか気付きませんからね。
ダッシュで逃げるのどかは、ちょっとラブひなのしのむっぽいです。

魔法の素丸薬七色セット(大人用)って・・・
大人用を子供に渡すなよ(笑)>ネギ姉、ネギ祖父。

自分で作ったホレ(られ)薬をあすなに飲まされるネギ。
鼻をつまんで飲まされてるということは、かなり臭いのであろう。
この薬を飲んで、あらゆる異性にもてているネギだが、これをもしあすなが飲んでいたらどうだろう。
この学校は女子校で、確認できる男性はネギ、高畑先生、学園長のみなので、ホレ薬の代用としては、かなり有効であると言えるでしょう。
なかなかネギは賢いです。
ところで、何故あすなには薬の効果がなかったのかというのは、気になるところではあります。
まさか異性じゃないとか。
・・・冗談です(笑)。
ホレ薬の魔力に堕ちたあやかがネギに捧げた華の後ろには、小さな植木鉢が。
咲きすぎです。

のどかにつれられて図書室に逃げ込んだネギ。
ここの図書室の蔵書数は、中等部のくせにすごいことになっています。
これよりもっとすごい大学部の図書館島って一体・・・。

ここでホレ薬の魔力に堕ちたのどか。
ネギものどかも、本棚の上に登って駆け回ったりしてはいけません、図書室は静かに(笑)。

あすなの中で、ネギに対する呼称は「ネギ坊主」に決まったもよう。
葱坊主と漢字にしてみたら、沢庵和尚の弟子みたいでかわいいです。

ついにネギを捕えたのどか。
ホレ薬の影響によって、ネギの制止に構わずにネギに迫ります。
ねぎの制止に対して「・・・・・・ごめんなさいです・・・・」と、意にも介さず迫るのどか。
こういう場面に私は弱いのです(爆)!!
この場面で、今回の五つ星は決まりました!
適当な奴だという、私への非難はこの際却下です、却下(笑)。

あと数センチでネギとのどかの唇が・・・というところで、図書室のドアにあすなの「・すごいキック」が炸裂。
すんでのところでのどかはノびて、ネギは助かりました。
王子様あすなの登場です。
この構図はどうなんだろう・・・私的には大歓迎ですが(笑)。

結局、、今回のホレ薬の魔の手に堕ちたのは、このか、あやか、円、美砂、桜子、のどかの六人です。

ネギが名簿に書いた、「すごくカワイイ」という宮崎のどかに対する評価は、ネギが青春期への入口に立ったことを示すのしょうね、きっと。

のどか効果で、私の中では今回は最高評価です。
ペースを飛ばしまくっているのが、多少気になるところではあります。
次回以降も大いに楽しみです。

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