42時間目「用心棒は新撰組!?」



あらすじ

 無間方処返しの呪によって小太郎を退けたのも束の間、このかを護る刹那のもとに刺客が襲い掛かる。

 刺客の目を紛らすためにシネマ村にこのかを連れて潜り込む刹那であったが、それを逆手に取った刺客(月詠)は刹那に対して、このかを賭けた決闘を公然と申し込んだ。

 背景を知らない外野が異様に盛り上がる中、ようやく刺客の存在に感づいて一人青くなるこのかがそこにはいた。

 それぞれの思惑を背景に、決戦の幕が開ける。


評価

 ★★★★


感想

 いきなり最初のアオリ文で笑ったのは徹夜明けのせいかもしれない。
「愛しの本屋ちゃんの活躍が読めるのはネギま!だけ」
某飛翔系の雑誌の「〜先生の作品が読めるのはジャ○プだけ」がフラッシュバックしました。

 追ってくるコタロー君をどう対処するか気になっていたのですが、これしかないねという形で決着。
コタロー君みたいなまっすぐなキャラは好感が持てます。
再登場希望。

 結局のどかにも魔法はバレました。
カモが悪の道に引き込もうとしてますが、のどかの壁は厚いぞ、カモよ。
アスナに顔を引っ張られているカモの表情が相変わらずいい味出してますね。
カモの言うとおり、アスナはのどかに出番を取られて心なしか寂しそうです。

 一方、刹那たちは場面が変わるなりマラソン大会。
文系の夕映とハルナにはちと辛いか。
刺客をまくためにこのかを連れてシネマ村にもぐりこむ刹那。
中を見てると色々気になったり面白かったりする単語が。
「浦島流歌留多」
「侍魂」
「暴れん坊家老」
とかね。

 刹那の新撰組コスプレがこれ以上ないほど似合っています。
このかとのツーショットも絵になるし。
某イベントの雰囲気を何となく思い出したりして。
刹那ってホントは結構ノリがいいのに、このかを守るために我を抑えていて勿体無いですね。
いや、だからこそイイのですが。
今回のイベントを機に、変わってほしいところです。
・・・って、前にも同じことを書いた気がします。

 ハルナは2人の間に微妙なラブの空気を読んだらしい。
ハルナらしい深読みのような気もするけど、どうなんでしょうね?

 そして、芝居に紛れた月詠の宣戦布告。
白手袋を相手に渡すのは決闘の合図だとかいう話はどっかで聞いたような気もするけど、どこで聞いたんだっけ・・・
まあいいや、とにかく宣戦布告。
ハルナの話で当たらずとも遠からずな誤解を含みつつ3班も巻き込んでこのかを賭けた刹那と月詠の決闘の火蓋は、切って落とされるのであります。

 月詠みの白黒逆転の目は怖かですと。
「るろ剣」で見て以来です。
意識したのか、はたまた偶然か。
意識してるような気がするに一票。

 外野は勝手に盛り上がり、月詠の目にこのかは怯え、ちびネギは刹那と合流。
この戦い、どっちに転んでもこのかが魔法の世界に足を踏み入れるのは確実ですが、果たして・・・



今週の要チェック事項

・コタロー君力尽く・・・発言がいちいちライバルっぽくて好きです。
・バレた・・・そりゃバレるわ。
・「はれも゛も゛っ!?」・・・相変わらずイイ顔してくれます。
・ハルナ・・・その思考回路は買おう。
・「またCGや」・・・CGか?
・浦島歌留多・・・・和菓子屋さんではないらしい。
・「じゃーん」・・・イイ、とてもイイ。
・が・・・刹那の新撰組はもっとイイ。
・それはもう・・・夕凪が死ぬほどそぐわないとしても。
・刹那とこのかのツーショット・・・普通にベストカットで。
・っていうか・・・やっぱり刹那はノリがいいのね。
・「あの・・・今の写真のデータもらえます?」・・・最高。
・設定・・・借金のカタにお姫様を賭けて貴婦人と決闘。
・さらに・・・略奪愛と来たもんだ。
・そして・・・ハルナの妄想、とどまることを知らず。
・「2人の恋 私達が全力で応援するよー!!」・・・くぎみーはどこ!?
・ちびネギ・・・ちびせつなほどのヒットではない・・・けど、なかなか。
・決闘の行方は・・・迂闊に魔法が使えない純粋な剣技勝負になる予感。

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