53時間目「思い出の京都」


あらすじ

 修学旅行4日目は、エヴァも加えてのんびりと京都散策。

 濃密な3日間の疲れを癒すように、ゆるりと時は流れる。

 ナギのかつての棲家に彼の手がかりは少なかったが、それぞれに感慨深いものが残った。

 そして夜が明け最終日、心地良い疲れを残し、学園へと帰って行く3−Aであった。


評価

 ★★★★★


感想

「こうでなきゃ」 思う私は 保守派層?_│ ̄│○   赤平駿

 週間ぶりのネギま!です。
修学旅行編最終回であるとともに、第1話よりも全員のキャラが立っていたこともあり、ここで最高評価を付さなければいつ出すのだというほどの出来でした。
具体的には、名前未確定のキャラ(詠春、フェイト)の名前が明かされ、アスナの出自に関するさりげない伏線も提供し、千鶴、チャオ、ハカセは本性を露し、(くぎみーも久々に出番があったし、)その他もよりどりみどりで、19ページでこれだけ欲張って詰め込んだものをよく描けるなとつくづく思います。
冒頭の川柳(?)よろしく、アクションよりもラブコメ/ドタバタの方が好きだというのもあります。
何より、私の評価は甘い・・・(^^;;;

 立たないけど気になるのはアキラの存在。
まき絵、亜子、裕奈といった濃い娘たちと行動を共にしながら(してるために?)、イマイチ前面に出てこない彼女ですが、完全に3人の聞き役に徹している姿に好感を抱きます。
こういうキャラがいると、周囲がより引き立つように思います。

 してさりげなく。
呼び方から推察するに、和美には千雨の正体バレてるんでしょうね。
さすが麻帆良パパラッチ。
目の付け所がシャープです。

 後に、ナギ(サウザンドマスター)の住居に関して。
今までの彼の行動と照らし合わせると、膨大な書物の存在は少し意外。
でも、ネギの父親として考えると、納得も出来るというもの。
大量の書物集めてまで調べることがあったのだろうかと妄想したりもしますが、真実は後々明かされると思われるので、それまで楽しみをとっておくことにします。

 ろしく長かった修学旅行編も、これにて終了。
楽しませてもらったので、長くても無問題です。
これから先、どんな展開が待っているのか・・・期待せずにはいられません。



チェック事項

・身代わりがストリップショー・・・ネギの身代わりが参加してなくてよかった。
・カモっち・・・どうやって丸く収めたのか、気になるところ。
・和美・・・キツネに比べて機動性と運動性が3倍(当社比)
・班別の記念写真・・・卒業アルバムには入れられませんね。
・「ものすごく長かったよーな 短かったよーな」・・・長かった―――
・真名の一番の思い出は?・・・やはり昨日の戦いか?
・「殺気?」・・・桶に銃を隠すなよ(笑)
・「こりゃ高値で売れる」・・・複製原画とかあれば、ホントに高く売れそう(^^;;;
・愛が成長・・・旅行中の伸びは(もともと高いだけに)実際それほどでもないかも。
・千鶴・・・本性発現。あやかピンチ。
・「ニューマシーンの実験体に」・・・9時間目の伏線がついに。
・双子試着・・・何だかすごいことに―――
・「カワイ〜」・・・楽しそうなチアsでした。
・手が触れる・・・読者も恥ずかしくなってきます。
・「今日は私の京都観光に付き合うがいい!!」・・・テンション高ぁ。
・「私服もシブイ!」・・・あくまで渋いオジサマ好き。
・近衛詠春・・・長の本名発覚。
・「スクナの再封印は完了しました」・・・完全に滅したワケではないようだ。さすが伝説の大鬼。
・フェイト・アーウェルンクス・・・彼の呼称にどれだけ悩んだことか(^^;
・「天文台が―」・・・ウチの高校もあんな外観だった気が・・・視聴覚室だったけど(爆)別名ウルトラマン。
・「京都だからもっと和風かと」・・・私も思ってた。ちょっと意外。
・「好感度UP」・・・真顔で言う夕映の好感度もUP。
・「サウザンドマスターの戦友達」・・・情報は、多い。
・って・・・ナギと詠春若っ。
・タカミチは・・・昔のままだ(笑)
・「あれ・・・・この人・・・・?」・・・どの人?やっぱナギか?
・「天ヶ崎千草の両親も・・・」・・・意外な動機、発覚。
・記念写真・・・ふしぎなことに、よく見ると無表情の茶々丸がなぜか笑ってるように見える。
・手がかり・・・筒?
・瀬流彦先生・・・彼は何をしてるんだろうか・・・
・「いやあ まだまだ子供ですよ」・・・新田先生の意外に優しい言葉が心に染みます。
・チャチャゼロ激励・・・ちょっと丸くなった?
・最後に・・・帆良学園、です。間違えないように気を付けましょう(^^;

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