５６時間目「ネギとまき絵と弟子入りテスト」
あらすじ
新体操を心から愛する少女、佐々木まき絵は、大会の選抜テストを前に「演技が子供っぽい」という壁にぶつかってしまう。
一方で、ネギの、エヴァへの弟子入りテストの内容が「格闘で茶々丸に一撃入れること」に決定する。
偶然にも、共に決戦は日曜日。
それぞれの目標に向かって歩き出す中、まき絵は、ネギが持つ格好良さに気付くことになるのであった。
評価
★★★★
感想
テスト内容を気まぐれに決めないでくださいｗ＞エヴァさま
有りそうで無かったまき絵メインの話でした。
５５時間目の幻のセリフ、
「うーん・・
自慢じゃないけど
私 ネギ君のことかなり好きなんだよなぁ
・・ ・・カワイイから
でもネギ君１０才だし
恋人にしたいっていう ”好き”じゃないんだけど・・・
でもでもこのまま
くーふぇに取られちゃったら
何か悔しいよ〜な・・・」
（５５時間目１２ページ１コマ目（マガジン掲載時、一部欠落））
を念頭に入れておくと、今回の話がより楽しめるのではないでしょうか。
正直な話、まき絵はネギ争奪戦からは脱落したものと思っていましたが、今回のラストを見てもらえば判るとおり、気持ちが再燃してきた模様です。
まっとうな競争では有力なキャラクターであることは疑いないでしょう。
クーフェが格闘バカだとするならば、さしずめまき絵は新体操バカと言うことになるでしょうか。
彼女は新体操に、並々ならぬ愛情を注いでおります。
ネギ以上に好きですから。
とはいえ彼女も中学３年生。
部活動も大詰めの段階に入ってきたところで、今回のような課題に突き当たってしまうのは幸運なことかもしれませんが、基本的には酷なことだと思います。
泣いてしまうのも、無理はないかな、と。
同じ時期に、ネギも課題に突き当たっていることは、まき絵にとっては大きなプラスとなっていることでしょう。
残された時間は２日と短いけれども、二人とも乗り越えられるといいと思います。
一方のネギ。
クーフェに師事して格闘能力の強化を図り、エヴァに弟子入りして魔法能力を強化しようと言う目論見は、エヴァの不興を買ってしまう。
格闘と魔法、どっちも頑張ろうと思えること自体凄いことではありますが、エヴァを怒らせたのは少しまずかったかも。
結局、エヴァのきまぐれで、弟子入りテストの内容は唐突に決定。
「１対１の格闘のみで茶々丸に一撃を入れること」です。
期日は日曜日の午前零時。
現状ではかなり高いハードルですが、知恵と努力で何とかしてくれることを祈るばかりです。
脇道にそれますが、クーフェに弟子入りしたことに不快感を露にするエヴァはかなりツボです。
これってヤキモチだよねぇ（笑）
このシーンはストーリー的にも重要な部分ですが、こういったシーンを全く退屈に感じさせず、逆に楽しませてくれるのは、読者としてかなり嬉しいです。
今回の一番高評価な部分です。
小太りカンフーファイターに関してはノータッチの方向で（ぉ）
但し、ガリガリになったネギを見て涙する（？）クーフェは、何だか面白かったです。
演技が終わった後にリボンをクリクリしてるまき絵もなかなか良いですなぁ（爆）
最後に。
今までネギに対して可愛さのみを見出してきたまき絵であったが、ここに来て彼が持つ格好良さについに気付く。
のどかやアスナよりは遅くなりましたが、まき絵の「愛」も成長している模様。
その点あやかはまだまだ・・・かな。
ネギとまき絵、２人の決戦は３日後。
しっかり備えて、本番でベストを尽くせますように・・・
やっぱりまき絵もいいよね
・麻帆良の桃色のアホウドリ・・・怖いぐらいにぴったりとしたあだ名です（＾＾；）
・「大好きなのは新体操！！」・・・ネギ以上なのか・・・納得。
・しずな先生・・・結局体育教官室に、何しに来たんだろうか。
・新体操部・・・まき絵のあの実力で、当落線上なんですか（＾＾；；；
・６６２号室・・・亜子とまき絵はルームメイト、と( ..)φメモメモ
・「ネーギくんっ」・・・落ちるって（＾＾；）
・「エヴァさま」・・・素で言うあたりがツボです。
・「私への弟子入りの件は白紙ということで」・・・うわぁ、あからさまに不機嫌だ（笑）
・「たった今貴様の弟子入りテストの内容を決めたぞ」・・・そういう大事なことは、前もって決めておいてくださいｗ
・「ネギ！？」・・・ハマノツルギ装備中？（←どうやら竹刀みたいです）。新聞配達しながら修行。
・伊勢エビ・・・料理の中身もさることながら、これだけの量を作る材料をよく買えたな・・・
・「小太りカンフーファイターアル」・・・ツッコミたくないのに、ツッコまずにはいられません（＾＾；）
・「あああ さらに弱く・・・・」・・・クーフェのムコｇｅｔ計画が水泡に（笑）
・「あ〜っ 忘れてた！」・・・忘れるなよ、そんな大事なこと（＾＾；）
・まきちゃんの新体操・・・ぱ・ん・つ・ま・る・み・え〜（爆）
・「結構カッコイイかも」・・・ここで、先週のセリフ（伏線）が生きてくるわけです。