12月:雪広あやか

1.Ayaka's Voice (0:11)
2.雨あがりの天使 (4:58) 作詞:工藤順子 作曲:木根尚登 編曲:前嶋康明
3.雨あがりの天使(Remix ver.) (4:07) 編曲:伊東大和
4.雨あがりの天使(Instrumental ver.) (4:59)
5.Step in lonely (6:28) 脚本:MIDIはらふじ
6.キャストフリートーク (3:17) (皆川純子)

※備考 2004年9月23日発売
      オリコンWeekly初登場9位

総合評価 ★★★★★

 声良し、曲良し、ドラマ良しの3拍子が揃えば、最高評価になるのは自明です。
売り上げも好調で、一人で売り出したCDの中では初登場の順位も最高でした。(リリースする順番の問題もありましたが)
何よりもあやかの声をあてている皆川さんがファンサービスを心得ているのが、高評価につながっています。
少しでも声優のことに興味がある人は、フリートークで思わずニヤリとしてしまうことでしょう。
そして、こう突っ込んだはず。
「地声はそっち(王子様)かよ!」と。
知ってるなら知ってるで、あやかの声には驚いたのではないでしょうか。
そもそも、何の役で(どういう意図で)オーディションを受けたのかが気になるところです(笑)

Ayaka's Voice ★★★★★

 最初の数秒「少しキツ目の声かな?」と思ったものの、ドラマの方では全く気になりませんでした。
あやかのお嬢様っぽさとややヒステリーが入っている性格を、上手く表現できているのではないかと。
ツッコミどころはあれど、文句の付け所はありませぬ。
 少年声を普段ウリにしている声優が、少年好きの女の子の役をやるという偶然のイタズラ(?)が結構楽しかったり。

雨あがりの天使 ★★★★★

 作曲にTMNの木根氏を迎え、小細工無しの真っ向勝負で来ました。
これをキャラソンは歌い慣れている皆川さんが歌ったために「普通にイイ」出来に。
キャラの性格にとらわれることなく、それでいてあやからしさが出ているという、理想的な1作になったと思います。

Step in lonely ★★★☆

 下着泥棒編、決着です。
正直、このシリーズはあまり好かなかったのですが、下着泥棒の意外な正体と、あやかとの交流は非常に良かったです。
例のオチは、彼女にとっては休日が台無しになるものでしたが、感情を露わにする性格を持っていることを端的に表現することに成功していて、悪くないと思います。
 ホントは少し、アスナとの絡みを期待してましたが・・・

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