24時間目「学園都市大停電!電撃反撃大作戦」




 あらすじ

 エヴァの操るメイド軍団の攻撃をかわし、彼女の魔法をかわし、自分の仕掛けた捕縛結界へと彼女を誘導するネギ。
 
まんまと彼女を罠にはめることに成功するが、既に対策を打たれていたため、あっさりと破られてしまう。

杖を奪われ、一喝され、完全な敗北が待っているのみと思われた瞬間、そのピンチを救ったのは、アスナ(とカモ)だった。


 評価

 ★★★☆


 感想

 エヴァと戦いに来たはずなのに、彼女の操るメイド軍団(亜子、裕奈、アキラ、まき絵)に襲われるネギ。
が、ネギが囲まれて脱がされるさまは、彼女達が操られていようがいまいが、結局やってることは一緒だったりします(笑)。
一緒だけれども、ネギにとっては、今回は対エヴァ用の戦闘準備をしてきた訳ですから、装備品を根こそぎ剥がされるわけにはいきません。
と、いうことで、ネギもしっかり反撃します。
エヴァと対決する決意は固いというか、なかなかネギもプロフェッショナルです。

 何とかメイド軍団の追撃をかわし、エヴァを罠にはめる場所へと移動を続けるネギですが、一方でカモがアスナに状況を報告。
カモは最近アスナにべったりです(笑)。
ネギはあんまりかまってくれなさそうだしね。

 それはともかく、首尾よくエヴァと茶々丸を捕縛結界の罠にはめる事に成功したネギ、喜びすぎ。
さらに、茶々丸の科学の力であっさり解除されてしまう捕縛結界、脆過ぎ(笑)。
いや、実際は科学の力がすごいのでしょうが、自信を持って発動させたネギのことが哀れでなりません。
これを機にネギが科学に傾倒していったりしたら面白いなぁ(ぃゃぃゃ)。

 ネギの杖=サウザンドマスターの杖を奪ったエヴァは、何を思ったか、杖を湖に放り投げます。
これはただ単に、ネギの無力化を狙っただけでなく、何か別の意図があるのは明白なのですが、それが何なのかははっきりとわかりません。
さらにエヴァは、結界を破られたこと、そして、杖を捨てられた事で泣き喚くネギをひっぱたき、一喝します。
頭の切れや、魔法使いとしての才能など、自分が好きだったサウザンドマスターに近い素質を持つネギが、まだまだ子供なことが許せないのでしょうね、きっと。
でも大丈夫、君も外見は子供だ(そういう問題ではない)。

 まさにネギがエヴァに血を吸われようとしたその時、颯爽とアスナ(とカモ)が登場します。
過去の対戦で、モロにアスナの跳び蹴りを食らっているエヴァ。
今回は(も?)魔法障壁を発動させますが、アスナはこれをあっさり突破。
再び強烈な蹴りをお見舞いされます。
エヴァがけーたろ(※)みたいにふっとばされてます(笑)。
そのままネギを物影に匿い、態勢を整えるアスナ。

 次号、エヴァ編クライマックス(たぶん)!
期待して待つべし!!

※けーたろ・・・赤松健の前作「ラブひな」の主人公の浦島景太郎のこと。今回のエヴァみたいなふっとばされ方を毎回毎回・・・でも、幸せになったはず。




 今週の要チェック事項

 メイド軍団・・・後ろから見ると、はいてないように見えるんですけど(^^;
 リク・ラク・ラ・ラック・ライラック・・・エヴァの魔法発動キー。ネギの、ラス・テル・マ・スキル・マギステルと音数が一緒。基本的には個人の自由だが、韻は踏んだほうが良いようだ。
 今週のまき絵・・・蹴りを繰り出す以外は、普段と変わらないです(笑)。
 平均台・・・もとい、杖。飛行する杖の上で、絶妙なバランスをとるネギ。魔法の力ってすごいな。
 今週の裕奈・・・ネギを追いかけるときに、わざわざドリブルしてるあたり、バスケ部って感じがします。でも、結局ただの足手まといだったりする(爆)。損な役回りです。
 旗落とし・・・プロゴルファー猿ですか、あなたは(笑)。>ネギ
 カモとアスナ・・・すっかりこのペアが板についてきました。
 ・・・偶然か確信犯か、サウザンドマスターが過去にエヴァに対して使った手と酷似。
 甘ちゃん・・・ネギには相手を完膚なきままに叩きのめすという発想がないらしい。そういう点では、あまり戦闘向きではない。
 結界解除プログラム・・・とりあえずネギに謝っとく茶々丸、面白い。科学は魔法に勝るのか!?
 エヴァ一喝・・・中途半端にサウザンドマスターに似てるネギに、無性に腹が立ったようだ。
 興味・・・同時に、彼女なりの正しい方向へ育てたくなってきたらしい。
 オコジョフラッシュ・・・マグネシウムに火をつけると発火(光)します、本当です。でも、そんなには明るくならないはず。魔法の力も加味したのかも。
 アスナキック・・・エヴァの魔法障壁をあっさり突破。マントのコウモリも驚いてます。
 ついでに・・・一瞬エヴァの頭身が上がって見えます。
 姐さん・・・すっかりネギの姉貴分になったアスナ。わるいコに、オシオキだっ!!

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