65時間目「僕だけのスーパーマン!」


あらすじ

 ネギはアスナに、パートナーとして、6年前の彼に何があったのかを、意識を通して見せることにした。

 ― 6年前、ネギは、ウェールズの山奥で、ひっそりと暮らしていた。

 死んだ父、ナギが助けに来ると信じて、自らを故意に危険に晒したりもしたが、概ね平和な日々であった。

 しかしある日、何者かに村を襲われ、ネギの命がまさに危険に晒されたその時、あの男が現れた。


評価

 ★★★


感想

年の功  血を吸わずとも  操れたりして・・・(字余りすぎ)

 しく、説明に徹した回という印象があります。
こういった話は、ストーリー進行の上で必要不可欠ですが、話そのものの面白さとは、また別です。
・・・って、4時間目の感想の時も、似たようなことを書いてた気が(^^;)
それはともかく、待望の6年前のエピソードが公開です。
といっても、「ネギが頑張る理由」の答えはまだ出されていないので、まだこの話は続きますが。

 ギの姉ネカネ、久々の登場。
顔は似てても、性格は大違い・・・と言いたいところだけど、最近はアスナも丸くなったものです。
それでもやっぱり、全然違いますけどね。
いや、同じかなぁ(^^;)(ドッチダヨ)
いい姉、というか、保護者って感じです。
アーニャは、魔法学校を卒業した時とはちょっと態度の違うおしゃまさんで、微笑ましいです。

 年前のネギは、無茶をする点では変わっていませんが、その意味合いは、若干異なります。
当時のネギは言わば、必死に親の気を引こうとしている、無力な子供です。
今は、自ら強く在ろうとしています。
そのネギの転換点が、これから明かされることでしょう。
小さいネギは、可愛げがあります(笑)

 ギの意識にシンクロしたアスナ。
今回は、6年前のエピソードのツッコミ担当です。
ネギとずっと一緒にいたためか、相当幼い彼を見ても「ガキうざっ!」などとは言いません。
あまつさえ「カワイイもんねー ネギもさすがにこんだけ小さいと」とか言うあたり、彼女の中では、相当変化があったと考えてよいでしょう。

 ヴァとのどかのコンビは、面白かったです。
エヴァにいいようにノせられるのどかが、ポイント高し。
せっかくの超強力なアーティファクトも、のどかの性格上、なかなか使えないということがよく判りました。
エヴァは、ここぞとばかりに3巻22時間目の復讐を企ててます(笑)
なかなか見られないコンビであろうだけに、しっかりと楽しませていただきました。

 を襲った魔物たちの手口は、呪術協会の総本山に侵入されたときの戦いと、手口が同じでした。
同じ戦いの手口で、前回学園に侵入した影が6年前と同じということは、今度は学園内でドンパチが起こるであろうこと必至です。
そして6年前の、恐怖と罪悪感で立ちすくむネギを間一髪で救ったのは・・・・
次回、ナギ、大暴れ?


.S.読み返すうちに、燃えてきました。



実はタイムスリップしてきたアダルトネギとか(は?)


・ネカネ・スプリングフィールド・・・だいぶ年離れてるよなぁ。
・「フフフ それはひ・み・つ・よ」・・・お・ち・ゃ・め・さん。
・スタンさん・・・愛を感じる憎まれ口だけども、気になるセリフもあり。
・「散々 無茶やった挙句 お前を放ったらかしてな・・・・」・・・(お前達ではなく)お前=ネカネ?
・てことは・・・ネカネがナギのパートナー(あるいは伴侶)ということもあるのでは?
・で・・・ネギは腹違いだとか。
・ゴメン・・・無理あった_│ ̄│○
・パートナーとして・・・二人とも照れまくりですがな。
・のどか密会目撃・・・そんな様子を、エヴァが観察。
・「ちょっと貸してみろ」・・・からあげカツアゲ。
・「ぼーやの心をウォッチする」・・・前に夢を覗かれたことを根に持ってるらしい。
・「好きな男の過去を知っておくことは何かと有利だとは思うがな」・・・悲しいかなのどかではそれを生かせないと思われ(^^;)
・「はう!?なぜそれをー」・・・隠してるつもりだったらしい(笑)
・「ぼーやの姉貴面をした神楽坂明日菜」・・・エヴァ、実感こもってます。
・「ガキハ陥トシ易イナ」・・・のどか、あっさり陥落。
・ハダカ・・・仕様です。
・「「死んだ」というのはそういうことよ」・・・ネカネも大変だなぁ。
・アーニャ登場・・・一つ年上だったのか(^^;)
・「おしゃまな・・・」・・・死語ですぜ、姐さん。
・「ハイコレ あなたにあげるわ ネギ」・・・ネギは何かと面倒を見てもらう素質があるようだ。
・「ウェールズの学校の学生だったので」・・・私もてっきりネカネと幸せに暮らしているものかと。
・「今 なんか出たかもー」・・・ネギにもそんな時期が。
・「早ク誰カ死ナネーカナ」・・・ぉぃ
・「ふん・・・・」・・・エヴァ、展開が微妙にシリアスで突っ込めず。
・「向こうで面白いことやってるよ」・・・結局皆にばれるわけですな。
・「やっぱりこのくらいのピンチじゃダメかな」・・・危ない橋、渡ってます。
・ネギ、釣り・・・味な趣味を。
・「ふふ カワイイもんねー」・・・少し前のアスナでは考えられないセリフですな(笑)
・石化する人々・・・石化させる意味は、犠牲者を最小限にとどめること。
・つまり・・・標的は、決まっているわけです。
・怪しい影(別名御手洗君)・・・前回に引き続き、登場。
・スーパーマン、現る・・・次回の暴れっぷりに、期待です。

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