67時間目「ドッキリぬるぬるバスタイム」


あらすじ

 エヴァとの修行に明け暮れた一日(一時間)が終わり、ネギ達が寮に戻る頃、雪広あやかは犬上小太郎に頭突きを食らっていた。

 出会い最悪の二人だったが、夏美の妹だと誤魔化すことで、何とかその場は収まる。

 そんな感じで束の間の団欒を楽しむ小太郎であったが、容赦なく追手は迫るのであった。

 時を同じくして大浴場では、ぬるぬるのドサクサに紛れて、のどか、夕映、和美、クーフェの4人が拉致されてしまうのだが、それに気付く者はまだ少ない・・・


評価

 ★★★★☆


感想

管理人の名誉のために言っておくと、ぬるぬるがイイってワケじゃないんですよ(撲殺)

 ヴァの別荘の24時間、つまり、現実世界の1時間が過ぎ、外に出てみると、雨。
何かが起こりそうな夜、少女達は寮に帰っていきます。
彼女たちを見送りながら、何者かの気配を感じ取るエヴァ。
しかし結局、そのままやり過ごしてしまいます。
うーん、惜しい。

 ギは少し背負いすぎ、気負いすぎですね。
ただひたすら頑張って修行するしか、今の彼には手段がないから仕方ないのですが。
年上のお姉さま方は、いつも無茶をする少年にハラハラさせられてばかりです。
そして一部には、そんな彼に萌えるお姉さまもいるようです。

 て、萌えるお姉さまの一人、雪広あやか嬢は、自分の部屋で異変が起こっていることも知らずに遅い帰宅です。
ドアを開けるなり懐に飛び込んでくる少年。
腹に一発、入りました。
一見ネギとは正反対の野生児、小太郎君との出会い。
いきなり誤解だらけの二人ですが、boy meets girlはこうでなくては。
こんなのでもコタロー君はフェミニストなところがあるし、案外似合ってるのではないかと。
「老け過ぎ」の一言に一撃入れるあやかが、今回のベストカットです。

 ヴァが捕捉できなかった侵入者達の輪郭が、明らかになってきました。
マスコットキャラの皮を被った、イタズラ好きな3人の幼女(水溶性)と、くたびれたコートを着た中年のオジサマです。
色々やらかしてくれますが、それはまた後の話・・・

 様お待ちかねの、ドッキリぬるぬるバスタイムのお時間がやってまいりました。
おフロです、おフロ。
見るからにいかがわしい「ぬるぬる君X」ですが、連載開始からの裕奈の気前のいい成長ぶりを見ると、彼女の買ってくる物にはそれなりの効果があるのかも(笑)
裕奈って通販好きだったのね(^^;)
脱線しますが、風香、史伽のおヘソが×印なのは微妙にツボでした。

 んな楽しいバスタイムに、例の水溶性幼女3人がこっそりと浸入、ぬるぬる君Xのドサクサに紛れて、湯船の中でぬるぬるとイタズラを働いていきます。
学園寮の大浴場には、カモ君が入ってきたり、今回のようなことがあったりと、何かと騒がしいです。
ぬるぬる嫌いのまき絵には合掌です、南無。
で、散々イタズラした後が、ホントの彼女たちの仕事。
のどか、夕映、和美、クーフェが、水に飲み込まれ、何処かに拉致されてしまいます。
当初からこの4人が目的だったのなら、その真意が気になるところです。

 いに御飯までご馳走になってしまったコタロー君。
家族の団欒に、和みます。
夏美はコタローが弟だという設定なのに、相変わらず「小太郎君」。
あやかにはバレてないっぽいですが、演劇部の名が泣きます(笑)

 して665号室を訪れた中年のオジサマ。
女子寮なのに、やたらと男性客が多い、今日この頃。
セキュリティが、ザルです。
取り逃がしたコタロー君を始末しに来たのでしょうか?
イマイチ相手の目的が見えないですが、それはいずれ明らかになること。
ただただ、次回を楽しみにして待ちましょう。


モン太さんの言う通り

・扉絵・・・せ、せっちゃんが私服だ!(ツッコむのはそこかい)
・「カサ1本しかないですね」・・・ネギだけ。
・「テスト勉強の時間足りなくなったらまた「別荘」使わせてよ」・・・その気持ち、わかります。
・「歳取るからな」・・・根本的な問題。
・だが・・・エヴァには関係ない。
・「う゛!!そうか」・・・唯一若さが足りないアスナのセリフ。
・「楽しそうでしたが?マスター」・・・マスター、スルー。
・「ん・・・・?」・・・侵入者感知。
・「いや・・・・気のせいか・・・・」・・・失敗。
・「ううっ 困ったなー」・・・ネギの真意は上手く伝わらず。
・でも・・・助けたくなっちゃうキャラなんだから、仕方ない。
・「よし!もっともっと修行頑張るぞーっ」・・・そしてアスナの心配も、ネギには上手く伝わらない・・・
・「先生の周りにいるのは年上のお姉さんばかりですし」・・・羨まし(以下検閲削除)
・「同い年の友達でも日本にいればえーのにな」・・・友達かは不明だが同い年の人間なら今寮の中に。
・「今日も綺麗なお洋服ですねー お似合いです」・・・ネギ、紳士すぎ。
・「さすがはネギ先生 カワイらしくとも心は紳士ですわ」・・・デフォルト設定で背後に花が。
・「ホホホ 逃げてもムダですよ〜」・・・やっぱりちづ姉のオモチャになってるコタロー君。
・「ほふぅ!?」・・・腹だけでなく、その右腕の角度だと・・・(思考停止)
・うわぁ・・・こりゃ、痛いわ。お昼に食べたパスタもぴゅるっと飛び出るというものです(飛び出ません)
・「村上小太郎君ですわ」・・・残念、一文字違い。
・「・・・・弟よ?」・・・ちづ姉最強伝説。
・「うそお 14!?老け過ぎや」・・・言ってはいけない事を。
・「でもでもいんちょー 少年だよ しょーねん」・・・そうそう。
・「少年なら何でもいーとゆー訳ではありません!!」・・・な、なんだってー!!
・「そ そんなに違うかなー」・・・違いますよ。
・「あやかがあんな反応するなんて意外ねぇ」・・・あやかは少年なら何でもいいと思っていた娘がここにも一人。
・「老けてるゆーたら、どっちかっつーと こっちのちづる姉ちゃ・・・・」・・・言ってはいけない事を(笑)
・「ククク・・」・・・なんか変なの出てきた。
・「見付けたゼ 学園の近くで返り討ちにした奴ダ」・・・学園の近く、と( ..)φメモメモ
・「女といちゃついてるゼ?」・・・混乱の魔法のせい、と( ..)φメモメモ(違)
・「やれやれ・・・・では始めるか」・・・怪しいおじさん出てきた。
・「はあー・・」・・・はしゃぎ過ぎたのを少し反省してるのどかと夕映。
・「違うですよのどか 協力するです」・・・でも全然めげない二人。
・「漫画の原稿の方はいいのですか?」・・・ビブリオンですか?
・「あっははは やばいけどお風呂くらい入らないとね」・・・というのは建前で、故意に窮地に追い込まれることで修羅場を楽しむのが真の目的と見た。
・「来月は文化祭だねー」・・・文化祭、と( ..)φメモメモ
・ぬるぬる君X・・・い、いかがわしい(^^;)
・「お昼のモン太さんも言ってました!!」・・・あぁ、あの人ツヤツヤしてるよね(笑)
・「また怪しいものを・・・・」・・・「また」って、いつもこうなのね。
・「何故か倍の倍で8本も来ちゃって」・・・いや、間違いすぎだろw
・ぬるぬる・・・サービスサービス。
・「獲物がたくさんいるぜ?」・・・水溶性。
・「・・・・ったく あんなもん効果ある訳ないだろ・・・・」・・・昨年美人育成肉まん20個一気食いしたのと同じ人のセリフとは思えませんが(笑)
・クギミー登場・・・ぬるぬる。
・いやいや・・・海とお風呂でしか出番がないですよ_│ ̄│○
・「ぬるぬるっ ぬるぬるがー」・・・嫌すぎて、心持ち楽しそうに見えるまき絵の図。
・「こ これのせいかな・・」・・・8個も送られてきたしね。
・4人、さらわれる・・・どこに連れて行かれたんでしょう?
・「うおー うまそー」・・・飼い慣らされた。
・家族の団欒・・・母千鶴、長女あやか、次女夏美、末男小太郎?
・「ひどい実家だったのねぇ夏美ちゃんのおうちは」・・・千鶴、絶対遊んでます。
・「・・・・?・・・・どなたですの?」・・・あからさまに、不審。
・「少々お騒がせするかも知れない」・・・さて、どう転ぶか。
・トンデモ予想・・・実は小太郎の父親だ。
・巻末コメント・・・今年の夏は、きちんと夏休みがありました。漫画家生活10年で初めてのことかも。幸せ……。
・管理人ツッコミ・・・ラブコメを10年描いて外さないのは普通に凄いと思う。
・でも・・・10年間夏休みが無かったのは、別の意味で凄いと思う。

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