78時間目「開幕、ネギ争奪戦!」


あらすじ


 学祭を2日後に控えた朝、アスナはいまだにタカミチを誘えずにいた。

 一方のネギ先生は生徒達に大人気、学祭中は首も回らないほど忙しくなりそうな雰囲気。

 特に最終日デートの予約は激戦区で、権利を手にしたのはのどか(エヴァも?)

 ネギの傍で誘う勇気を何度も目にして触発されたアスナは、その日の夜、ついにタカミチを誘うことができたのだった。


評価

 ★★★★★


感想

はじまりはキッスから

 併号の休載をはさんで、3週間ぶりのネギまです。
だからこそ、自戒の意味でも評価は辛めに・・・なんて考えていたのですが。
無理でした。
だってですよ、亜子と青年ネギにもっと接点が欲しいなぁなんて願望があっという間に叶えられてしまった上に、セットでくぎみーまで出てきたんですから(しかも青年ネギより青年コタローの方が好みと判明)
そういうワケで、今回も懲りずに五つ星なのでした。

 て。
今日も今日とてアスナのベッドにいつの間にか潜り込んでいるネギ。
これはこれでいつものこととして、刻々と変わってきているのはアスナのリアクション。
耳まで赤くなるドキドキっぷりに注目です。
最後には、ネギからのキスというビッグなおまけつき(寝惚けてます)
アスナの精神衛生上の理由により、彼が布団に潜り込むのは即刻禁止されるべきでしょうね(笑)

 、そのアスナ。
未だにタカミチを学祭デートに誘えていません。
恋する乙女です。
何とか自分の力で誘おうと努力はしているようですが、肝心のタカミチがやってくると、全力で逃走してしまったり・・・

 スナが焦るのも無理はありません。
なぜなら、学祭はもう2日後に迫っているのですから。
クラスの出し物であるお化け屋敷の準備も、修羅場と化しつつあります。
明らかにテンパっているあやかを横目に、幾度の修羅場を乗り越えてきたハルナ(とそのアシスタント達(笑))は余裕そのもの。
なるほど、落ち着くことが大切、と( ..)φメモメモ

 部を除いて非常に慌しい教室は、ネギ先生がやってきても相変わらず。
むしろ、学祭中のネギのスケジュール争奪戦により、余計に騒がしくなったり。
混乱を防止するために、専属マネージャ代理(和美)が介入するものの、それはそれでまた一騒動あるわけでして・・・
つまり、遅々として準備は進まず。

 ギ先生は大人気。
新体操部、馬術部、中国武術研究会、演劇部、占い研究会、さんぽ部、お料理研究会、美術部、曲芸手品部、バンドに加えて、図書館探検部、漫画研究会、児童文学研究会、哲学研究会、囲碁部、茶道部、格闘大会、それに、さよ、のどかと一緒に学祭を回り、エヴァとデートも・・・って、できるかぁっ!!(笑)
とはいえこの際なので、魔法薬や刹那の身代わりの紙型を使って分担するのは無しの方向で、根性のみで全部回ってもらわねば。
もし全部のエピソード描いたら、修学旅行編より長くなりそう。
これは・・・ゲームでの補完の範疇ですな(^^;)

 われる過程で興味深いのはやはり、のどか、茶々丸、エヴァの3人です。
特にのどかと茶々丸は、前半部でのアスナの様子も加えて上手に対比されていると思います。
恥ずかしがりながらも、一番積極的にアプローチできたのどか。
誘おうとはしたけれども恥ずかしさに耐えきれなかった茶々丸。
そして、(タカミチを)誘うための声すらかけられなかったアスナ、という構図です。
のどかと茶々丸が振り絞った勇気を見る事によって、今回のラストへとつながっていくわけですね。
エヴァ?彼女はまぁ・・・露骨に未練たらたらだなぁ、という意味で興味深かったです(笑)

 回は(も?)長々と書いてますが、一番触れたいのはむしろここから。
亜子と円は、現時点で最もツボに入る組み合わせです。
亜子はすっかり青年ネギにお熱。
勢い余って彼が誰なのかをアスナまで聞きに行きその場で再び彼と遭遇・・・
なんてお約束でベタベタで強引な展開なんでしょう(笑)
そして、こんな展開が大好きです!(爆)
とっさに、”ナギ・スプリングフィールド”と名乗るネギにも、思わずニヤリです。
で、円の方は青年ネギよりも青年コタローの方がお好みの様子。
なるほど確かに、彼女の嫌いなものが”ナンパしてくるチャラい男”ならば、コタローはその逆の、硬派に属するキャラクターと言えます。
この二人の関係はおそらく発展するものではないと思われるので、軽く読み流しておきます。
気になりますけど(^^;)
ともかく、最近は彼女の出番が増えてきており、私としては嬉しい限りです。

 ストでは、ついにアスナも勇気を振り絞ってタカミチに誘いの電話を入れます。
とりあえず第一段階クリア、よく頑張ったのでは。
間近に迫るそれぞれの学園祭に向けて、こちらの気分も盛り上がってきました。


く・ぎ・みん!く・ぎ・みん!!

・「ドキドキ・・」・・・どんどん意識するようになってきています。
・「んちゅっ」・・・ネギぼーず、やってくれる。
・禁止・・・それだけやれば、さすがに(^^;)
・とは言っても・・・潜り込むんだろうけど。
・「う゛」・・・神楽坂明日菜 恋する乙女。
・「自分でするから」・・・良い心掛けです。
・タカミチ登場・・・無駄にイイ車乗ってます。
・アスナ逃走・・・早ッ!?
・「ダメだー ヤバイよ」・・・修羅場。
・「あああ 間に合いませんわ」・・・指揮系統混乱中。
・「大丈夫だって」・・・早乙女ハルナ 修羅場が好き。
・「私達も手伝いでー」・・・やはり、ビブリオンの発想もその辺りから・・・
・「まあ ネギ先生に手伝わせるなんてとんでもない!」・・・激甘。
・ライブイベント・・・行きます(ぇ)
・さんぽ部・・・学園一周って、丸1日かかるんじゃ(^^:)
・まき絵とあやか・・・うやむやのうちに、最終日デートは話題すら切り出せず。
・師匠命令・・・無頓着は強い。
・専属マネージャ(代理)・・・役に立ってるんだか立ってないんだか・・・
・のどか爆発・・・自分と格闘中。
・「が・・学園祭・・一緒に回りませんか――・・?」・・・のどかの勇気。
・「キャー すいませーん」・・・そして離脱。
・「ハ ハイ 大丈夫です・・けど」・・・デートだ。
・「いや・・うん 本屋ちゃんってやっぱり・・・・ 勇気あるよね・・・・」・・・アスナ、比較対照中。
・茶々丸・・・適切な放熱対策がとられたようだ。
・「何でもありません」・・・あと一歩。
・格闘大会・・・更にスケジュールは過密に。
・子供の部・・・そう来たか(^^;)
・いい手・・・コタローも・・・
・青年化・・・やっぱり(笑)
・「・・・・あんな ちょっと聞きたいことあって・・・・」・・・和泉亜子 青年ネギに一目惚れ中。
・くぎみん・・・付き添いで登場、良い。
・「もー二人とも強引なんだから」・・・全くです(笑)
・「一人増えた・・・」・・・うん、増えた。
・「えと ナ ナギ・スプリングフィールドっていいます」・・・なるほど(^^;)
・「けど 後ろのバカっぽいほうが好みかも」・・・なにィ!?( ..)φメモメモメモメモ…
・バカっぽいほう・・・ネギほど見た目が変わらないあたり、侮れません。
・エヴァサボり・・・むしろ、熱心に手伝ってることを想像する方が難しいというケース。
・「な!?」・・・期待通りのリアクション。
・「ナギ!?お前どうして・・・」・・・舞い上がってます。
・「しかしこれはなかなか・・・」・・・気に入ったようだ。
・「学祭最終日 その姿で私に一日付き合ってもらおう」・・・細かい指定付きなのが微笑ましくもあり。
・「無論ディナーとその後までな・・・」・・・ものすごく楽しみにしてそうだ。
・さよ登場・・・気合入れてみた。
・「学祭を一緒に――・・」・・・ついて(憑いて?)周る分には無問題ということで。
・「スケジュールがもう何だか大変なことに・・」・・・無理だろ、これ(^^;)
・「うう がんばるしかないですー」・・・超ガンバレ!
・「9時から泊り込みやえー」・・・中学の学祭で泊り込みとは・・・恐るべし麻帆良学園。
・「みんなそれぞれがんばってるなぁ・・・・」・・・自己反省、そして・・・
・電話・・・アスナの勇気。

・巻末コメント・・・アニメのアフレコ見学に行ってきました。多人数でびっくり(笑)。
・コメントにコメント・・・レポートで堪能させていただきました。アニメにも期待。

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